こんにちは!家庭菜園マニアのつんです。
今回は水耕栽培をしていて何度も挫折を経験した筆者が、そこから立ち直った方法を紹介したいと思います!
植物が育たない原因
まず、植物が成長するためには主に、光、温度、空気、水分、養分が必要です。これをもとに、植物が育たない原因を挙げていきます。
光不足

水耕栽培では、多くの場合がこのパターンです。
原因
水耕栽培は基本的に室内で行うことが多いので、室外で行う栽培方法より太陽光が届きづらく、室内灯だけでは植物にとって光が弱くなってしまいます。
解決策
そこで必要になってくるのが、ライトによる植物への光の供給です。このライトも一般的なものでは不十分であり、植物がうまく育たない原因になります。植物がうまく成長するには、より太陽光に近い光を提供するフルスペクトルLEDを選定する必要があります。

温度が高すぎる・低すぎる
原因
植物にはそれぞれ育ちやすい適温があります。それより温度が高すぎたり低すぎる場合、植物がうまく育たないどころか、枯れてしまう原因になります。
特に屋外栽培の場合、夏は太陽の直射日光により、植物にとっての体感温度は外気温よりさらに高くなってしまいます。
解決策
- 室内で行う水耕栽培の場合
エアコンなどで室内温度を調節しましょう。設定温度は、ほとんどの植物の場合、人間にとっても過ごしやすい24~28℃前後でよいでしょう。
- ベランダなどの屋外での水耕栽培の場合
夏はすだれなどをかけ、直射日光を防ぎましょう。エアコンの室外機からの熱風が当たらない場所に置くことも大切です。
冬はビニールハウスで囲い、温室を作ってより暖かくすることが大切です。
水質が悪い
水耕栽培は、土での育成方法と違い、毎日の水やりが必要ない点はとても魅力的です。
ですが、メンテナンスを怠っていると、植物にとって過ごしづらい環境になっているかもしれません。
原因
- 水質が変わってしまい、pHなどが植物に適さない数値になっている
- コケが発生し、植物の吸収を妨げている
- カビやぬめりが発生し、根腐れを起こしている
解決策
水を捨てて、容器をスポンジなどで洗い(この時洗剤は使用しないでください)、セットし直すことで、最初の頃の元気な姿を取り戻すでしょう。育ちやすい環境を維持するために、この作業を1週間に一度など、定期的に行うことが必要です。
また、水が腐らないようにポンプを設置して水を動かす方法も水質改善に役立ちます。
肥料の過不足
植物が成長するためには栄養が必要ですが、水耕栽培では液体肥料を使います。水道水に混ぜるだけでセットが完了するので、簡単だと思われがちですが、その後の管理が大切です。
原因
液体肥料を混ぜた水は日が経つにつれて水面から、もしくは葉から蒸発し、肥料が濃くなってしまいます。また、成長期には植物が肥料をたくさん吸収することで、水の中の肥料が足りなくなってしまう場合もあります。
解決策
水質改善と同じく、ここでも定期的な水換えが有効です。また、肥料濃度を逐一測定し、濃い場合は水を足す、薄い場合は液体肥料を継ぎ足すことで植物にとって適切な肥料濃度を保つことが出来ます。

まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、様々な観点から育たない原因を探ってみました。この記事を読んで、うまく育たない原因が見つかり、今後の水耕栽培に役立ててたら幸いです!
また初心者におすすめな、水耕栽培に必要なスポンジやフルスペクトル照明などの道具が全て揃ったキットもありますので、そちらも併せてご検討ください!
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